「受け継がれていく10脚の北欧の椅子展」その①

date. 2021/04/16

こんにちは!

 

いつもみなとみらい店ブログをご覧頂きありがとうございます。

 

皆さま新生活は無事迎えられましたでしょうか。

 

そんな新生活での自分のパートナーチェアを探すにもふさわしいイベントが先週末から始まりました「受け継がれていく10脚の北欧の椅子」展。

 



 

今回はその中でも私の好きな椅子をご紹介いたします。

 



DRAWN CHAIR  ピーター ビッツ& オルラモルガードニールセン 1956年デザイン

 

実は左側の赤みがかった色の方は1956年~1960年代当時のチーク材のデンマーク産のビンテージ品です、

 



 

そして右側が&traditionというデンマークの新しいメーカから新たに復刻して製作されたウォールナット材の商品です。(オーク材もご用意がございます。)

 

美しい弧を描くアールの背もたれは背にぴったりと寄り添います。

 



 

 

 

背もたれからストレートに伸びる脚のデザインは潔さを感じます。

 



 

前後の脚を繋ぐ貫(ぬき)と呼ばれるパーツは強度を保ちつつもデザインのポイントにもなっています。

 

デザイナーの名前が長すぎてアクタスでも噛まずにスラスラ名前が出てくるスタッフは多くないかもしれません・・・

 

彼らの最も有名なデザインは1950年にデザインされたAXチェアでしょう。

 



 

1946年にイームズが発表したシェルチェアに影響を受け、当時プライウッドでの成型合板によるチェアを模索していたフリッツハンセンから発表され、

 

その後、世界初の木による背と座の一体成型デザインのアントチェアや、セブンチェアの誕生へと繋がります。

 

デザインだけでなく「良い椅子」と呼ばれるものは、こうして半世紀を経てもヴィンテージとして受け継がれたり、新しく復刻され人々から支持されます。

 

自分だけの人生のパートーナーチェアをお探しの方は是非一度みなとみらい店までお立ち寄りください。

 

スタッフ一同お待ちしております。