「受け継がれていく10脚の北欧の椅子展」その③

date. 2021/04/30

みなさま、こんにちは。


いつもアクタスみなとみらい店のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。





本日も先週に引き続き、現在開催中の「受け継がれていく10脚の北欧の椅子展」より


北欧の名作チェアをご紹介いたします。





まずはこちら



Sika Design
FOX LOUNGE CHAIR


なんじゃこれは…!という可愛いラウンジチェア。


1950年より、美しく高いクオリティのラタン(籐)を使った家具を作り続けている『 Sika Design 』


ブランド名の『 Sika 』は、日本語の『 鹿 』が由来だそうで、軽やかで優雅な佇まいからその名が付けられたそう。


私も1度だけ、夜の山道をドライブ中、鹿に遭遇したことがありますが、


車のライトに照らされた鹿の姿は確かに優雅で幻想的でした。。


それはさておき、こちらのラウンジチェア、ラタンの耐久性に着目しモダンなデザインの家具を多く生んだ建築家『 Viggo Boesen(ヴィゴ・ボーセン)』のデザイン。


デザインされたのは、今回展示されている北欧の椅子展10脚の中でも1番古い1936年。シカデザインが復刻を手掛けています。


建築家ってよく椅子のデザインもされてますよね。


ある建築家さんは、そこに椅子があることで居場所が発生するため、椅子は『 もっとも小さな建築 』などとおっしゃっています。


確かに椅子って家の中でも滞在時間の長い場所で、とても大事な存在ですよね。


肝心の座り心地は、ラタンの特性である適度なしなりが、座った時の衝撃を抑えてくれて、曲線のデザインが身体に沿って優しく包み込んでくれます。


長時間座る場合は、お気に入りのクッションやブランケットと合わせても良いですね。


シカデザインは、熟練の職人さんがハンドメイドで作っています。


手仕事ならではの、1つ1つオリジナルなのも、味わい深くて良いですよね。


そしてそして、ラタンは、樹木に比べて成長が早く、5~10年で用材となるため、とても地球に優しい素材として着目されているんですよ。


ソファの前にラウンジチェアとして置いてももちろん、これからの時期はテラスやお庭に持ち出して使うもの良いですねー。







そしてもう1脚




Werner
SHOEMAKER STOOL


リモートワークが主流となった昨年大人気だったスツール、SHOEMAKER。


コンパクトでいて、お部屋に無造作に置いてあっても素敵なデザイン。


アクタス限定のシポマホガニー材・ノンフィニッシュ。


もともと、外で牛の乳しぼり用に使われていたスツールが始まりと言われていることもあり、


アウトドア仕様の接着材を使い、外での使用にも耐えられる作りとなっています。


ノンフィニッシュで仕上げているので、そのままでの使用はもちろん


オイル塗装やソープフィニッシュ、ご自身でお好きな仕上げにカスタマイズしていただくことも可能です。


綺麗に保ちたい方は室内でのご使用をお勧めしますが、


雨風にさらされることにより、美しいグレー色に変化することも魅力のひとつ。


ご自宅のテラスにおひとついかがですが?








北欧の椅子展は5/9まで続きます。



お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。



みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。